「テレクラ」という遊びの場があるのを、ご存知ですか?
町中で下の画像のような怪しいお店を見かけた人もいるんじゃないかなと思います。
このテレクラ、端的に言うと、個室の中にいる男性客が“見知らぬ女性”からかかってきた電話を受けて、気が合えばいろいろと気持ちイイ事をして「自由恋愛」を楽しむというモノなのです。
いわば出会い系のメールのやり取りを、肉声で“直に”やり取りするシステムなのです。
このシステムが世に出てから35年超。
はじめは取材で訪れた筆者(風俗取材歴25年のフリーライター・50代/♂)は、そのエキサイティングぶりにプライベートでもハマっていったのでした。
当時、「テレクライター」という有難い称号までエロ本業界内でいただいて、体験ルポ、潜入レポートの類を書き散らかせてもらいました。
それが今では仕事の依頼がなくなっても、個人的に利用しているんですからね。
我ながらテレクラ遊びが、よほど“水に合ってる”のでしょう。
以来、ワンナイトで終わらないで、そのままセフレになったり旅行したりした女性もいました。
枕泥棒にあった事3回(同一人物に2回やられたので、カラクリを解き明かしたのちに小説のネタにしてあげましたw)、自宅に呼ばれた事5回、寸前に逃げられた事3回…etc。
いやぁ~、実にいろんな事がありましたよ。
その「テレクラ」が、もはや“風前の灯火”で、完全消滅すると言われて久しいです。
ところが、店舗数が激減していても「いまだ鼻息荒く」営業している店舗もあるのですから人気は根強いです。
今回は令和時代になっても生存するテレクラ、特に筆者がいまだに通っている「リンリンハウス」を通して、その姿を生レポートしてみました!
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テレクラは次第に廃れてしまった
ブームが過ぎて以来、「テレクラが壊滅した」という説が有力です。
確かにエッチ業界では“オワコン”感が強いのですが、どっこい完全に「終わった」わけではありません。
ここでは、現役の男女以外の懐古的な人たちやビギナー予備軍に向けての「テレクラの現況を少しだけ」紹介してみます。
店舗数・存在感ともに壊滅的な現状
この章のタイトル通りに、「テレクラが廃れた」というのは悲しいかな事実です。
1980年代の第1次ブーム、同90年代の第2次ブームの頃には全国で300はあるだろうと言われていた店舗も、現在では数える程しかありません。
絶滅危惧種を越えて「まだあったの?」という声もある程です。
その“最後の砦”の位置にある大手チェーン「リンリンハウス」でさえも、現在では関東に9店あるのみです(関西は大阪のキタ店が、今年の8月に閉店してしまいました)。
あと知る限りでは、北関東の「ボイスメイト」が数店と、福岡には「ミントC」が。
ほかにも地元・独立系の店も点在していますが、数が激減しているのが現実です。
しかし、方法次第ではまだ全然遊べるし、セックスも、、、
黄金時代を支えた、札幌・ススキノの大通り交差点付近の地下の店、仙台の「いちごの部屋」、那覇の「キャッツ」など、筆者のオキニな店は全てなくなりました。
非常に淋しい現実ですけど、嘆いてばかりもいられないですよね。
それに、このように店舗数が激減した裏でプラスに作用している事もあるのですから。
どういう事かというと、店が減った分、残存する近隣の店にコールが集まるという現象が起こっているのです。
不思議に思うかも知れませんが、出会い系が全盛の現在でも「やっぱりテレクラ!」という声も、意外とあるんですよ。
・メールのやり取りをして、“お互いを探りあってから”なんて、まだるっこしい
・今日がセックスをしたい気分なんだから、アポを早く取りたい
(イヤな男が来たら、すぐに違う男を探せる)
こういった考えを持つ女性たちが、いまもテレクラを支えていると言っても過言ではありません。
つまり「即アポ志向」なわけです。
それも、テレクラブームを体験しているミドル世代から上の世代にかけての熟した世代の女性が多いのが特徴です。
そうした人たちは、ある店が閉店すると近くの別の店に流れていくという習性を持っているのですね。
そうなると、その店には「今までとは違った女性層からのコールが増えて賑わう」という図式が成り立つわけです。
とはいえ男性客が皆、熟女好みではないので、女性ユーザーが新陳代謝していかないとキツいのも事実。
男性客も若年層が参入してこないと、同じ事態です。
まれに若い男性がテレクラに興味を持ったとしても、どうしても閉鎖的な感は否めません。
だから、当記事みたいな文を見かけて興味を持ったら「まずは行ってみる」事をオススメします。
令和になった現在では、胡散臭さは微塵もなく店内はいたってクリーンです。
美人局などの事件も、ないわけではないですが確実に減っています(危険回避は、後章で)。。
絶滅寸前・「廃れた」というのは確かですが、フツーに遊ぶ分には楽しめるとは思います。
もちろん、「即アポ・即マン」が身上ですから、セックスも可能だという事も付記しておきましょう。
そもそもテレクラとは?
テレクラを昔から知っている私が歴史を振り返ってみようと思います。
「援助交際」という語も生んだ時代を象徴する遊び場
「テレクラ」の語源は「テレフォンクラブ」の略で、ゴロが良く呼びやすい事から“テレクラ”という呼び名で浸透していき、親しまれてきました。
システムはいたってシンプルで、見知らぬ女性からかかってきた電話を店の個室で待ち構える男性を「繋ぐ」というモノ。
記念すべきテレクラ第1号店は、1984年に新宿・歌舞伎町にオープンした「アトリヱキーホール」と言われています(諸説アリ)。
その後はテレクラ絡みの事件が発生したり、自宅にいながら利用できる「ダイヤルQ2」「伝言ダイヤル」などの別種の遊びの台頭などで下火になりながらも、ブームの波を繰り返してきました。
そうしたブームの波を繰り返しながらも、時代の先頭を走っていたのもテレクラです。
「援助交際」という言葉を生んだのもテレクラでした。
まだ完全に終焉を迎えたわけではないですが「テレクラに歴史あり」なのです。
テレクラの使い方
今は黎明期~初期に、よく見られていた「早取り制」ではなく、大方が「取継制」です。
店のフロント係が、女性からの電話を受けて客に廻すシステムになっています。
リンリンハウスも、この取継制を採用しています。
客は個室の中で仮眠をしたりエロDVDを見たりしながら、コールを待つ事が多いと思います。。
繋がった女性と話しが合わない場合は、フロントにコールを返す「コールバック」をします。
これならば他の客に電話がいくので、ライバルが減るというわけです。
フロント取継の利点としては、ほかにも「きょうは何番と話しましたか?」と女性に聞いてくれるのでコールの重複を避けられます。
また、「希望の年齢はありますか?」とか「今は30代と40代のお客さんがいますよ」と、女性ユーザーにあらかじめリサーチしてから廻してくれるので、客は気分的に楽でいいのです。
女性側が、客の年代を承知のうえで繋がるわけですから、その時点で“年齢で嫌われる”心配はないわけです。
リンリンハウスの場合は、厳格に身分証明書の提示を求めないので2~3歳のサバは読んでも大丈夫です。
干支の早見表も個室内に貼ってありますから、まずバレる事はないでしょう。
ただし、あまりに自己申告した年齢と会話の内容(よく聞いた曲、テレビ番組など)が噛み合わないと女性側に気づかれるのがオチです。
それに、首尾よく“待ち合わせ”まで漕ぎつけたとしても見た目で1発で見抜かれてしまうので、年齢査証はほどほどに!
あとは、相手にあわせて臨機応変に会話を展開していくしかないでしょうね。
慣れない地に赴く時は、入店する前に街の様子などをブラブラして体感しておくのもいいでしょう。
愛想のいいフロントマンならば待ち合わせのポイントを教えてくれたり、「〇〇に呼び出す女はAランクの人妻」だとかのネタをバラしてくれるかも知れません(!?)
こういう生の情報は、アポを取るうえで非常に貴重です。
「客だから」と横柄な態度を取ったり、威張り散らすのは止めた方が得策です。
現時点での「テレクラの歩き方」
外からのコールは「脈アリ度」は高い
ブームに陰りが見えてきた頃なら、隣駅とか遠くてもターミナル駅まで足を延ばせば、そこにテレクラは“まだまだ”ありました。
それが今では、男女とも遠征気分で向かわないといけないケースも。
要するに、結構な時間を要する覚悟がないと店にたどり着かない状況だというわけです。
だからこそ、わざわざ遠征してまでテレクラ店のある駅前に来て電話している女性は「会う気がマンマン」なんです。
まぁ、慣れた女性ならアポるためには”テレクラ店の近隣の地点から電話しないと会えない”といいのを、よく分かっているという事です。
そう、わざわざ電話をかけに出かけて行くんですよ。
こうした男女ともに気合いが入りまくっている場合は、「アポ→セックス」とスムーズに流れる可能性が大です。
ただ、全女性が店の近くからコールしてくれるわけではないので、男性側はある程度のフットワークが要求されます。
それでも、こうした「過疎ってる」状況では外から電話してくるだけでも御の字と思って出向く事です。
ただ、スッポカシのケースも考えて「ここまでは出向く」と線を引いておくのも肝要かと。
リンリンハウスの場合は、2時間コース以上だったら出入りが自由なので「スカ」を引かされても、近くのアポならば個室に戻ってリターン・マッチ、という行動にも出られますから。
何駅か離れた場所からのコールが店が減ってからは実際に増えています。
同じ沿線で2~3駅、クルマなら30分、これくらいの距離なら迷わず「Go!」してみてください。
ちなみに筆者は、残りが20分を切ったら店には戻らないつもりで遠くへも行きます(制限時間を大きく残していても、「これだ!」と感じたら、アポを取る場合もあります)。
入ったばかりで片道30分というのには、まず行きませんが、そういったコールに美味しいのがあると考えると後ろ髪を曳かれる思いも実際にはあります。
でも、そこは割り切って「No」と言うようにしていますよ。
それでも、離れた場所から来てくれたら女性は感激してくれるはず。
筆者のようにじっと個室で待つばかりでなく、いつでも飛び出せるような態勢でいる事が激減テレクラでセックスまで持ち込む第1歩のようですよ!
注意するべき“地雷女”たち
ここでリンリンハウス・ユーザーにも存在する「地雷女」についても解説しておきます。
地雷とは、「踏んだら爆発する」恐ろしい武器・兵器です。
テレクラで言う「地雷女」は、その意味の通りに、アポを取って会おうものなら爆発するような、とんでもないオンナを指してこう呼んでいます。
愛称でもナンでもなく、ホントに爆発するので近寄りたくない存在なんです。
具体的に挙げると、以下のような女性たちがしたたかに棲息しています。
リンリンハウスにも大規模チェーン展開していただけあって、いろんな名物女がいました。
・会ってみたものの、ヴィジュアルがどうしても電話で言っていたのとは違い「まるで別人」、それも悪い意味で、です。
「想像と違うから」とか「年齢を偽っているでしょ?」と、お断りしようモノなら「なんでダメなんですかー」と、叫び出してきます。
さらにたたみかけるように、もっと大きな声で「フェラは上手いですよー」とか「約束は守ってください」と、叫び出すのですから対応に困ってしまいます。
あまりの異常な振る舞いに、「これ、交通費ね」と2千円くらい渡してにげようとすると、走って追いかけてきて、「約束の金額と違うだろ!(←そんな約束していない)」「ふざけんな!!」と言葉も荒くなって、迫ってきては胸倉を掴んでくるのなんてザラ。
ひどいのになると、加えてグーのパンチが顔面目掛けて飛んできて、暴力に訴えてきます。
端から観ているとスプラッター映画のようでマニアにはたまらないのでしょうが、当事者になったら怖すぎてたまったもんじゃありません。
交番に駆け込むしか手はないデス。
・35歳・バツイチと自己申告してきたのに、どう見ても“還暦”くらいにしか見えない「サバ読みすぎ婆」。
問い詰めると「本当は44歳なの。今日は大丈夫だから生でもいいよ」と悪びれていないのが特徴です。
大丈夫も何も、閉経しているだけの話しなんですけど…。
「地雷」の大まかな例は、こんなところですが、そのほかにも令和になっても相変わらずの美人局もあります。
ラブホへ入る前には周囲をキョロキョロと見回して注意を払ってください。
「マズイな」「危険だな」と感じたら、すぐに逃げた方がいいでしょう。
テレクラ(※ここでは「リンリンハウス」を例に)料金の相場を知る

「リンリンハウス」の料金を例に相場を見ると…
今や全国最大のテレクラチェーンのリンリンハウスを例にして、利用する際の料金についてを記してみます。
まずは営業時間は、6時(日の出からの場合も)からです。
以前なら24時間営業で、かくいう筆者も若手時代には「24H耐久テレクラ」(仮題)みたいな企画をヤっていた事もありましたが、現在では風営法の関係で電話を繋ぐのは24時までになっています。
料金は基本のコースが、
- 最初の1時間…2100円(外出した時点で終了)
- 2時間コース…3100円(時間内は出入り自由)
- 3時間コース…4100円(時間内は出入り自由)
- 延長…1時間1600円
と、なっています。
老婆心ながら解説させてもらうと、「出入り自由」になると店舗周辺でアポが取れた場合にスッポカシに遭ったり、「ぽっちゃり」と言っていたのが「力士」だったりした時に、戻ってきて再びチャレンジできる嬉しいシステムです。
ほかにも、
・モーニングコース…3300円(6時~13時、受付11時迄(※店舗によって異なる場合も有り。要確認)
・ロング8Hコース…5300円(ALL TIME。※店舗によって設定していない場合も有り。要確認)
と、お得なコースも用意されています。
「延長・延長」するよりは、はじめから長めのコースにしておいた方がリーズナブルなのですが、なかなかそういうわけにもいかないんですけどね(苦笑)。
上記のほかにも、コールは繋がないけど仮眠所代わりに使える「オールナイトコース」などのユニークなコースも店舗ごとに設定があるので確認して利用してみるのも、いいかも知れません。
筆者は9時か10時に入れるようなら「モーニング」、午後なら「2時間コース」をよく使います。
若かりし頃には、モーニングで早めに入店して途中に仮眠を挟んで2人と遊んだ事もありました。
現在は体力的に無理だし、そこまで食指をソソるコールがないので、そのような荒行はしていないです(笑)。
その日の予算を決めておいて遊ぶ分には、コスパ的観点からは「悪くない」といった感じですよ。
他系列の店でも、だいたい同じような料金体系で高くてもプラス1000円くらいなものでしょう。
テレクラで女性と出会う戦略
では実際にコールが廻ってきたら、どんなトークを展開していけばいいのでしょう?
単なるハウ・ツーでは、今さら役に立たないので、筆者が平成の終わりから令和にかけて行った時のリアルな会話例をもとに解説してみます。
出先からのコールは「話しは短く」、自宅コールはじっくりと
店近くの駅前からのコール
時刻は昼過ぎ、お相手は30代・パート主婦のA美さんでした。
筆者「もしもしぃ、はじめまして。フロントで年(年齢)は聞いてると思うけど、オジサンだけど大丈夫?」
女「大丈夫ですよ。私も30代後半で若くないですから」
筆者「音が聞こえるけど、外からでしょ?」
女「そうですよ、○○駅近くから」
筆者「すぐ近くじゃん。買い物帰り?」
女「もう終わったから時間が余っちゃって。誰か『いい人いないかな』なんて(笑)」
筆者「ここにいるよ、オレ、オレ。オレオレって言っても詐欺じゃないよ(笑)」
女「変な人ですね。いつも、テレクラでそういって引っかけてるんですか?」
筆者「それが、なかなか上手くいかなくてさ。オレと“上手くいって”くれないですかねぇ?」
こんな感じで素早くアポを決めました。
で、取りあえずお茶しながら「後腐れナシでも、再会アリでも選択は任せるから、これからエッチいいでしょ」で、ラブホ行きは決まりました。
A美さんは、芳本美代子似で肉感的。
ランク(注①参照)でいえば、「テレ上」に入る美魔女予備軍といった感じでした。
「やっぱりオジサンは、スケベだなぁ」と言いながら、彼女は駅近のラブホについて来ました。
まさにテレクラの真骨頂である「即アポ・即マン」を体験してきました。
この流れに対して「焦ってると思われる」と、懸念する人もいると思います。
ところが、その考えは「逆」なんですよ。
わざわざテレクラの近くからかけてくる、という事は女性側もヤル気マンマンな証拠。
特に主婦となると、ある程度の時間になったら帰宅して夕飯の支度やら何やら時間がなにので「早めの勝負」を希望しているムキも多いんですよ。
なので、店への電話で世間話しは望んではいません。
「きのうの△〇見ました?」などと、テレビの話題を振ったところで脈ナシと見られて「フロントに戻して!」と、コールバックを要求されてしまいます。
最近、この例に類似するパターンとして、テレクラ店の駅前ばかりではなくターミナル駅からコールしてくる女性も増えています。
こちらも基本的には、世間話しを求めているわけではないので、ある程度の探りあいをしたらアポを取ってみてください。
この場合のセックスに持ち込むコツとしては、「行く」と決めたら素早く動く事!
終了20分前までは遠出はしない、と前述しましたが「ヤれそう!」と感じたら動くのが大事ですよ。
筆者の場合は、冷やかしやイタズラではないと判断したら片道30分をボーダーラインにして、すぐに電車に飛び乗るようにしています。
説がコロコロ変わって申し訳ないですが、これも本音です。
なぜなら女性は「すっぽかされた」と思ったら、すぐに次の行動に出るからです。
例えば女性が北千住(足立区)からコールしてきた場合、東武線とJR、東京メトロのターミナルなのでリンリンハウスの新小岩店(江戸川区)、竹ノ塚店(足立区)、春日部店(埼玉県春日部市)と、どの店にかけても所要時間は変わらないので「次にするか!」となってしまうんです。

個室内にある、店側からの注意喚起。あまり待ち合わせ時間を先に設定すると警戒される事も
こうしたターミナルからのコールは、「少し距離があるから面倒」と思いがちですが、美味しいコールもあるんですよ。
店チカからと同じで、外に出てきている以上は女性側としてもヤル気はマンマンで、会える可能性は高いのです。
乗り換えなしで行ける駅にいるのなら、アポってみるのもいいですよ。
ターミナル駅にいる女は、「約束通りに来てくれる」「1番早く来てくれる」という点に重きを置いている場合がと多いですから、クイックに対応してください。
リスクもありますが、賭けてみる価値はあると思います。
逆にこのケースで1番やってはいけないのが、待ち合わせ時間をかなり先延ばしして設定する事です。
「もっと近くの女と繋がったら、ソッチに行きそう」とか「面倒になってドタキャンされそう」と、思われてしまいます。
「ほかにイイ女性と繋がるかも」と、先延ばしする気持ちは十分に分かりますが、止めておいた方がいいですね。
なので、どうせアポを取るなら「いまから出発するから□分後に、改札前で」などと、積極性と具体性をアピールしてください。
あまり待たせると帰ってしまったり別の客とアポを取り直したりしますので要注意です。
(注①テレクラの待ち合わせで現われる女性のヴィジュアル度合いを表す称号。街頭では普通の見た目、中程度の女性でもテレクラ女性では「テレ上」となる。つまり、一般よりテレクラ女性の方がハードルが1段低い事を示している。
「テレ上」は、ごくごく稀に見られ(業者所属は除く)、「テレ特(テレクラ特上の略)」(同)は、今や滅多に見られません)
・自宅からのコール
夕方近くに繋がった、代休の29歳・バツイチOLのU子さんとのやり取りです。
彼女は部屋で“くつろぎのひと時”を過ごしていて、ヒマなので「何となくかけてみた」との事。
ひとしきりに自己紹介や挨拶を済ませたあとの会話です。
筆者「優雅に代休を過ごしてるんだぁ。まさか、さっきまで寝てたとか」
女「寝てないですよぉ。洗濯したり掃除したり、家の事をしてたんですっ」
筆者「えらい! オレもバツイチ・独り暮らしだからマメにやらなきゃいけないんだけど、面倒でさ」
女「へぇ~、バツあるんだ。同じだね。自由でいいでしょう?」
筆者「自由さもあるけど、淋しさもあるよ。U子さんは、淋しくないの?」
女「働かない旦那だったから、せいせいしてますよ。でも、バツイチ・アラサーだと『すぐにヤれそう』って近づいてくる男がいてウザい!」
筆者「え~っ。じゃぁ、きょうはヤらせてくれないの(笑)?」
女「なんで会ってもいない男にヤらせるのよぉ。まだ、話しもろくにしていないのに(笑笑)」
筆者「それじゃあ、きょうは話しだけで勘弁してあげるよ。しょうがないなぁ」
女「だから“勘弁”とか“しょうがない”って、なんで上からなのよ。おかしくないですかぁ(爆)?」
自宅コールは「ヒマつぶし」「電話だけの冒険」と思っている女性が多いのが現状です。
昔のように、話しが盛り上がって「後日アポ」というパターンはないし、連絡先の交換もまずないですから。
この日は、コール全体が少なかったのと、ノリが合ったのでU子さんと20分くらい話しましたのです。
当日アポが無理と分かった時点で、肩の力が抜けてリラックスして話せたのが良かったのか、切り際に連絡先の交換を申し出ると「黄色(カカオの事ね)ならイイよ」という返事が。
いまはカカオ友として、距離を詰めている最中です。
このような自宅コールは、「まず会えない」と割り切って、フロントに返すか、こちらも“ヒマつぶし”のつもりでトークを楽しめばいいと思いますよ。
コールが増えてきたら、すぐに止めてフロントにコールバック(外線の音が個室内にも聞こえるので、かかり具合が分かるので)すればいいだけです。
テレクラを使って実際にセックスしてみた
店舗数が激減しつつも、テレクラ店の「生存」は確認できたかと思います。
では、肝心の“セックスまでたどり着ける”のか否か?この問題が大きな気がかりになってきますよね。
ここでは、今年の夏前に実際にあった(会った)エピソードを紹介します。
突然、湧いてくる性欲には、「出会い系よりもテレクラ派」な“お受験ママ”
“たまってるアピール”をしてくる女
例年の猛暑よりも不安定な天気が続いた今年の夏。
梅雨明け直前の平日の昼下がりに、リンリンハウスK店に入った筆者はエアコンの効いた個室内でくつろいでいました。
そんな時に廻ってきたコールが順子さん(仮名・41歳・専業主婦)で、小6の女の子の母でもありました。
電話してきたのは、テレクラの最寄り駅の3駅となりの駅前からでした。
ローカルなショッピングモールをブラブラしている途中との事です。
彼女は娘さんが中学受験を控えているので、「遊び」は控えていると自分で言っていました。
ついでに、夫婦の営みも「控えっぱなしw(順子・談)」なんだとか。
筆者「旦那サンとは、仲が悪いわけでもないんでしょ?」
順子「結婚して10年も過ぎると、男と女じゃなくなるのよ。仲は悪くないけど、アッチは超ゴブサタ」
筆者「3日くらいシてないの?」
順子「ちょっとぉ、そんなわけないじゃないの! 旦那とは、年に2回しかヤってないわよ」
筆者「それは少ないね。熟女の体を持て余してるんじゃないの?」
順子「熟女なんて言わないでよ、ドラマじゃないんだから(笑)」
筆者「それじゃぁ、外に彼氏か不倫でも? それとも、出会い系(わざと「テレクラ」とは言わない)?」
(※注:いま、自分がやっている行為が“いけない事”と思い出させないためです)
順子「特定の彼氏は作らないのよ。もっぱら、テレクラで遊んでるんだけど…出会い系は合わないから…」
あまり長話しもできないので、「それじゃ」というわけで、彼女に「K駅まで来る?」と聞くと、「そこの方が知り合いに見つかる可能性が無いから、私が行くわよ」と言って、アポは成立です。
やはり外からの電話というのは、ケータイのない「公衆コール(公衆電話からのコール。外からなので、すぐに“会いたがっている”と分かりました)」時代からスマホに変わっても「恥ずかしい内容」「万一、聞かれたらマズイ内容」と女性側は警戒しているは不変な様子。
いきなり誘ったように思えるかも知れないですが、「テレクラあるある」の範疇なので平気でしたよ。
で、約束通りに順子さんは駅前ロータリーに降りてきたのです。
ブルーの膝丈スカートにカット・ソー、日焼け対策に白いカーディガンを羽織っています。
容姿は中肉中背のいたってフツーの主婦といった感じで、強いて言うなら女優の夏川結衣に少し似ています。
「テレ上寄りのテレ中」といった見た目です。
実際に順子さんから聞くと「テレクラの方が、会いたい時(=ヤりたくなった時)に、すぐに相手が見つかるのがいい」のが、テレクラを使っている理由だそうです。
出会い系で「スグ会いたい」みたいなカテがあっても、何回かはメール交換して待ち合わせの場所を決めて、というのが時間がもったいないみたいです。
「生理前(のヤりたい日)でなおかつ予定がない時に、すぐに探せるのがいい」
そういう順子さんは、娘さんが受験のためにナーバスになっていて、「お遊びも控えてる」んだとか。
“なにかスキャンダラスな事に巻き込まれてもいけない”と、浮気のセックスも封印していたものの「今日くらいは、いいかな。久しぶりにチンチンを見たいし(笑笑)」で、電話してきたのだそうです。
この会話はテレクラ店と駅前から少し離れた“美味しいコーヒーを淹れてくれる”喫茶店の隣りの公園で話しました。
テレクラよりも長く話したのですが、やはりこれも「テレクラあるある」のひとつですね。
喫茶店に入ったところで、こういう身の下話しはできないですから。
ラブホで乱れて欲求不満解消!

太っていないのが、まず珍しいかもw乱れ方は、ハンパじゃなかったです
そうして「行きましょうか?」と声をかけると、自然の流れで彼女は近くのラブホについて来た、というわけです。
本人が言っていたように、娘さんの受験のために遊びを控えていたらしくシャワーを浴びたら、体の水滴を拭くのももどかしく順子さんは自分からディープキスをしてきます。
そのまま口唇は、筆者の乳首から下腹部へと移動して行き「仰向けになって」の言葉が合図のごとく口元は茎、カリ、亀頭、そしてチンコ全体を咥え込んでの本格的なフェラへと突入したのでした。
筆者「そんなのヤられたら、もう出ちゃうよ!」
順子「ダメよっ。久しぶりなんだから、まだダメよっ」
そう言いながら自分から跨ってきて、騎乗位の態勢でマンコに筆者の分身を包みます。
愛液が溢れそうでヌレヌレなのと、出産と使い込みで適度に緩んだマンコが内部まで熱くて、凄く気持ちいいです。
自分のリズムで好き放題に腰をグラインドさせている順子さんも、
「あぁぁぁぁ~、久しぶりのチンコ、ワタシのマンマンの中でピクピクいってる…」
お互いに久しぶりだったために、このまま1発目はフィニッシュ!
その後は、バスタブにぬるめの湯を張って一緒に入浴して、今度は正常位からバックでキメました。
彼女だけではなく、「テレクラは勝負が早くてイイっ」と筆者も思った1日でした。
まとめ:テレクラ(「リンリンハウス」)を往く!
出会い系が全盛の時代にあって、まだテレクラが生き残っている事自体が「奇跡」なのかも知れません。
ただ、今回この企画であらためてテレクラ(特に、まだ営業をつづけているリンリンハウスがメインですが)について考えて、そして観てみると“まだまだ十分に遊べる”という事実に突き当たりました。
確かに俗に言う「援助(=援助交際)」や「割り(=割り切り)」のコールが、が驚くほどの割り合いでかかってくるという側面もあります。
しかし、ごくまれにホンモノの「テレ上」や「テレ中」からのコールがある事も事実なのです。
店舗も減りましたが、消滅したと思われている分、ライバルも減っています。
競争率が低くなっているので、繋がりやすいんですよ。
それに女性ユーザー数が横ばいならば、それだけ残存店舗にコールが集中するという現象も見られていますから、チャンスといえばチャンス!
「令和になってもテレクラ」、そして「令和になったからこそテレクラ」を合言葉に、どんどん利用してみましょう。
「そんな事言われても、地元に店がないよ」と嘆いてばかりではなく、東京出張やTDLに行くついでにテレクラに寄ってみてください。
リンリンハウスや上記で触れた店以外でも、まだ営業しているテレクラが日帰りできる範囲にあるかも…。
どちらにしても、いい土産話ができるかも知れませんよ!